一本釣り!剣先イカとは?旬や別名・さばき方もご紹介【刺身用・ヤリイカ科】

一本釣り!剣先イカとは

剣先イカ(剣先烏賊)はヤリイカ科に属する烏属の一種です。

日本各地、主に日本海から東シナ海にかけて漁獲されています。

アカイカ・シロイカ・マルイカ等の別名(地方名)があります。

一本釣りで、釣り上げた剣先イカは、個体に傷が少ない為、活きが良く新鮮です。

剣先イカの味の特徴としては甘みが強く上品な味わい。

身が厚く、加熱しても身が硬くならないので、調理してもまた別の美味しさを感じます。

関東では高級料理店や寿司屋でしか食べることができないほどの烏賊です。

剣先イカの旬の時期

剣先イカの旬の時期は二つの時期があり、まず、4月~7月が剣先イカの産卵期である為、脂がのり美味しくなります。

さらに卵まで味わうことができます。

又、9月~11月も産卵後から体力が回復した時期で味が良くなるとされています。

剣先イカのさばき方

剣先イカの胴体部分

目の上あたりの胴体とワタがくっついている部分に指を入れそっと引きはがします。

剣先イカのエンペラと足をそれぞれ手でしっかりと握り、ゆっくりと引き離して胴体とワタをはずします。

最初に親指を入れた部分に軟骨があるので、胴から軟骨を抜き取ります。

剣先イカの胴の中に内臓が少し残っているので、胴体の中を洗います。

エンペラを手でしっかり持ち、胴体の元の部分に向かって皮をはぎ取り、残った皮もとります。さらしやキッチンペーパーを使うとむきやすいです。

剣先イカの軟骨があった部分に包丁を入れ胴体を開きます。

包丁でしごいたら、キッチンペーパーなどで内臓の汚れをしっかり取り除きます。

これで下ごしらえの完了です。

※さらに剣先イカの薄皮をとるとより柔らかな食感が楽しめます。

剣先イカのゲソ・ワタ部分

ワタとゲソを包丁で切り分けます。

剣先イカの目の横に切り込みを入れ、目を取り除きます。

足を裏向けて開き、足の付け根にあるくちばしを取り除きます。

剣先イカの大きな吸盤は包丁で取り除きます。

イカゲソは塩少々をふりかけ、軽くもみ洗いします。

剣先イカの指でゲソ一本ずつをしごくようにして小さな吸盤を取り除きます。

塩辛などにワタを使う場合は墨袋を取り除いてからお使いください。

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