ケルシーは知る人ぞ知る幻の高級プラム

幻の果実ケルシーは知る人ぞ知る高級プラム

「すもも」の色といえ赤や黄色、赤紫などですが、ケルシーは見た目が緑。

味も大きさも優れているのですが、いまひとつメジャーになりきれない感じ。

だから、緑の巨大すもものケルシーは知る人ぞ知るというプラムとなっています。

ケルシーは逆輸入なフルーツ

ケルシーは山梨生まれカリフォルニア育ち。

明治三年アメリカ人のHough氏がカリフォルニアに持ち帰り、バークレーのケルシー農場で栽培したので、ケルシーの名がつきました。

日本原産の果実は非常に少ないうえ、それが逆輸入されたとなると、まさに稀も稀です。

ケルシーの美味しい食べ方

収穫したてのケルシーには全面に粉が吹いた状態。

しかし、これはケルシーが新鮮な証。

この粉は植物が実を雨などの水分から守る為に自然につくものです。

そして、温室で保存していると数日で緑が黄色がかってきて、この粉が取れてツヤが出てきます。

この状態で熟していますが、さらに赤みを帯びてくると一段と甘みが増します。

さっと洗い皮をむかずにガブっとかぶりついて食べるのが、美味しい食べ方です。

ケルシーは「幻のすもも」

ケルシーの天敵は雨と太陽からの日差し。

カリフォルニアは雨が少ないので問題がないのですが、日本は多雨なので栽培に苦労するようです。

一個一個に雨よけ、日よけの紙の傘を掛け、ケルシーを大切に育てます。

ケルシーは収穫期間が10日から2週間。

しかも、ある日一気に収穫する時がくるので、人手を集めるのが大変なようです。

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