肩から前脚上部にかけての部位。
少し丸みを帯びた三角形をしているところから肩サンカクともクリミとも呼ばれる。
非常にきめの細かい肉質で、上質なものになると細かなサシ（食肉業界では「ゴサシ」という）が全体的にびっしりと入る。
赤身の発色もよく、濃い赤色とゴサシの白色とのコントラストが美しい。
歯ごたえは意外としっかりしているが、味わいはさっぱり。
赤身のクセも脂の甘さもそれほど強く感じず、程よい風味があってさわやかな食後感が心地よい。
派手さはないがバランスのよい、いわば通好みの部位といえるだろう。
焼肉のほか、ステーキやすき焼きにも適している。
クリミ（肩サンカク）の特徴
肩から前脚上部にかけての三角形状の部位
赤身が強いが上質なものは細かいサシが入る
肩サンカクは形状が似ていることからクリ（クリミ）とも呼ばれる
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