肩ロース / ロース(豚肉)
赤身肉らしい歯応えでしっかりコクのある味
肩ロースは、肩から上腕部をさす。
サシが入っているのが特徴で、味はコクがあって濃厚。
キメは若干粗く、少々筋っぽくて硬いが、肉本来の旨みを感じることができる。
栄養価も高く、ビタミンB1は牛肉や鶏肉の5~10倍と豊富。
焼き過ぎると硬くなるが、筋を押し付けるようじっくり焼くとよい。
肉の味が濃いので塩胡椒はもちろん、味噌ダレ系でも。
やわらかくジューシーで旨みの強さが魅力
ロースは胸から腰にかけての背中側の肉をさす。
肉質が均一なため、牛のように部位を細分化したりはしない。
赤みの周囲の脂身部分にコクが詰まっているので、取り除きすぎないように。
焼き過ぎると硬くなってしまうので、ほどよく焼く。
焼肉店ではあまり置かれず、とんかつ、しゃぶしゃぶなどに使う。