カイノミ
バラ肉なのに脂っぽさが少ない。数回噛んで、とろける驚きあり!
あばら周辺の肉を総称してバラ、韓国語ではカルビと呼ばれる。
体の内側にあたる部分を中バラと言い、カイノミはその中でも後部、すなわち後ろ脚寄りに位置する。
名前は切り出した形が貝の身に似ていることから由来し、1頭から4~5kgほどしか取ることができない希少な部位である。
バラ肉らしい濃厚な脂と、ヒレに隣接していることもあって同じように赤身の甘みも兼ね備えている。
肉質はやわらかく、数回噛むだけで溶けてなくなるような食感が楽しい。
おいしい焼き方と食べ方
中火で旨みを閉じ込めるようレアに焼く。
脂がのっているものの肉の味がしっかりしているので、塩胡椒がよい。
しかし、基本的にどんな味付けでも美味しく食べられる。