ヒレ(シャトーブリアン)
肉の女王とも評される部位は赤身が美しい、やわらかな食感。
腰椎に沿った細長い部位をヒレという。
サシの多いサーロインが「肉の王様」と言われることに対し、ダントツのやわらかさを誇り、脂肪が少なくて上品な味のサーロインは「肉の女王」と称されるのだとか。
濃い味付けをしなくても肉本来の旨みがある。
ヒレの中でも中心部をさすシャトーブリアンの名は、18~9世紀のフランス人作家で政治家でもあったシャトーブリアンが好んだことからつけられたとか。
有名な部位だが、1頭から取れる量はわずか3%と非常に貴重。
おいしい焼き方と食べ方
遠火でじっくり、レアになるよう焼き上げる。
希少な部位なので、自信がなければ店の人に頼もう。
ヒレ特有の旨みを味わうなら塩胡椒!
わさびをのせれば肉の甘みが引き立つ。