個性の強い味わいとプリプリ感に感無量
ガツと並んで豚モツの定番に君臨する肝臓。
カット前は、手のひらのように平べったい形をしている。
血が多く含まれていて独特のくさみがあり、牛よりも比較的クセが強い。
しかし、手間暇かけて下処理されることで、口当たりなめらかで上品な甘みに。
また、歯ざわりもプリプリと小気味よく、濃厚な味にアクセントが加わる。
栄養価が高いことでも知られ、特にビタミンAは豚モツの中で最も多く含まれる。
美肌効果を期待する女性にも人気の部位だ。
目利き
赤身はツヤめくワインレッドで、角がしっかり立っているものほど新鮮。
おすすめの焼き方
焼きすぎNG!放置せずに食感を死守せよ!
焼きすぎるとせっかくのプリプリ感が失われてしまうので、両面に焦げ目がついたら熱いうちにさっと食べよう。
皿にストックは絶対NG。
塩でシンプルにいただくのがツウの味わい方。
豆知識
ジンギスカンはもともとモンゴルの料理ではなく、大正時代に日本人が考案したもの。