あふれる脂をとことん堪能
牛の大腸であるシマチョウと人気を二分するホルモン界の雄が「ショウチョウ」。
シマチョウよりも脂肪分が多く、桁違いの量の脂を誇る。
熱々のホルモンが弾け、息もできないほどの脂のスープが一気に広がるのはこの部位だけの快感だ。
巨大な脂を守る皮はやや厚めでいつまでも口に残ってしまうので、脂の味を十分に堪能したら、さっと飲み込むのがいいだろう。
最近店でよく目にする「マルチョウ」は、ショウチョウを開かずぶつ切りにしたものを指す。
目利き
皮面が透明感のあるクリーム色をしていること。
色が濁っているのはＮＧだ。
おすすめの焼き方
よく火を通し、少し縮んだら食べごろサイン。
シマチョウ同様に皮から焼き、脂が出て泡立てば裏面。
どんどん脂が落ちてキリがないので、周囲が少し焦げて全体がひとまわり縮んだら食べていいだろう。
シマチョウと同じく醤油ダレで。
豆知識
韓国の『焼肉』は、日本のようなスタイルではなく、肉と野菜を一緒に焼いた甘辛い「プルコギ」を指すのが一般的。
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