旨みをとじ込める歯ざわり豊かな皮
豚の「ホルモン」「モツ」というと、一般的に小腸を指す。
歯ごたえのある食感で、噛むたびにとろっと旨みがあふれてくる。
大腸に比べて脂は多めでクセがあり、肉質はややかためだ。
最後まで皮が口に残るので、子供や年配の人は小さめにカットすると食べやすい。
原型は薄く細長い形が特徴で、ソーセージの皮としても使われる。
関東では皮の周囲の脂を取り除き、関西ではつけたまま食べることが多い。
目利き
ツヤツヤとテカリのある薄ピンク色で、くさみが少なければ少ないほど良質。
おすすめの焼き方
ふっくらとして色づくまで網の端で待機!
本来の薄い色からはっきりと色が変わっていくため、火の通り具合は一目瞭然。
ゆっくり火を通したいので網の端で待機させよう。
ふっくらした皮は、タレの甘みと好相性。(おすすめのタレは醤油ダレ)
豆知識
北海道札幌市の円山公園では、お花見シーズン中のみジンギスカンができるよう火気の使用が解禁になる。