カルビと並ぶ焼肉屋の人気メニューである「ロース」だが、果たしてどの部位を指すのだろう?
実は少し前までその定義が曖昧だったためきちんと理解している人が少ないのだ。
この機会に頭に入れておいてほしい。
もともと精肉の世界でロースとは「肩ロース」「リブロース」「サーロイン」の各部位を指す。
一方焼肉店では脂がたっぷり乗ったカルビに対し、赤身の味わいを楽しめる比較的あっさりした肉。
そういう意味合いで「ロース」という商品名を慣習的に用いてきた。
従って上記のようなロース各部位のほかに、例えばランプやそとももなどのもも肉が使われることもあったのだ。
しかし、それではお客様に対して誤解が生まれるとして2010年に消費者庁が焼肉業界を指導。
現在では「ももロース」のように部位を含んだメニュー名に変更。
そして「この料理には『もも肉』を使用」という注意書きの付記が推奨されている。
次回焼肉店に出かけたらメニューをよくチェックしてみよう。
ロースを通販で探す
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